五大菩薩

久しぶりに素描の仏像
教王護国寺（東寺）講堂の立体曼陀羅のなかの五大菩薩のうちの金剛宝菩薩
イケメンでは帝釈天が有名だけどこちらの方が好き。
清涼寺の阿弥陀三尊の脇待像に面影が似ている。
というよりこちらの方が古いのであちらがこちらに似ていると言うべきかしら

不空羂索観音

東大寺・法華堂の本尊・三目八臂の漆を贅沢に使った不空県羂索観音は
像高３．６２メートルという偉丈夫。
現在は修理中で２４年１２月まで会えません。
修理前の法華堂は荘厳で厳粛な素晴らしい空間だったけれども
もとの様にはならないそうです。
菩薩のなかで一番力のありそうな不空県羂索観音
その手の縄の投網ですべての魂を御救い下さい・・・

盧舎那仏

震災のあまりの惨状に思わず描いた唐招提寺の盧舎那仏。
盧舎那仏を描くなどおこがましいが
その偉大な法力でこの困難を乗り越えられる力を皆にお授け下さい。
私たちが間違った判断をすることのないように祈りたい。

観音様の下絵

いずれ絹本で描いてみようと思っている観音様
敦煌の莫高屈の壁画のイメージで描いた色鉛筆の下絵

唐招提寺・千手観音

ただいまパソコン画はお休み中・・・。
奈良・唐招提寺の金堂がいよいよ完成
像高５３１．２ｃｍという立派な千手観音（描いてないけど・・・）
本当に千本の手を持つ真数千手の観音様
表情も若々しく、凛々しく、優しい。頭上面の表情も柔らかできれい。
金堂がやっと完成したので、１１月に唐招提寺に会いに行きたいと思っている。

帝釈天像・東寺講堂

３１日から人気NO.1の興福寺、阿修羅が東博で公開される。
６月７日までと結構長い。
久しぶりに仏像を描いてみた。
教王護国寺（東寺）・講堂の立体曼荼羅西端を守る象に乗った帝釈天
仏像のなかでもイケメンＮＯ．１

十一面観音立像

京都府田辺・観音寺
十一面観音立像
六体ある国宝の十一面観音の一つ
聖林寺の十一面観音と同じ天平時代の木心乾漆像、よく似ているといわれますが、聖林寺の観音様より表情が柔らかい。
白州静子さんが、聖林寺の観音様の方が好きだと何かに書かれていたのを読みましたが、
聖林寺の観音様はどこか寂しげな感じがするのでわたしはこちらの方が好きかなあ。
美しいことには変わりはないですけれど・・・。

千手観音坐像

京都・妙法院・三十三間堂の中尊
千躰の立像と二十八部衆・風塵・雷神を従えたご本尊
運慶の長男・湛慶が慶派の弟子たちと８２歳のときに造像した３ｍを越える坐像。
運慶の力強さはないものの洗練された気品がある。
また千手観音立像のなかにも９体の湛慶作品があります。
千手観音と言いながら千手は省略してしまいました。

阿弥陀如来坐像・清涼寺

光源氏のモデルとされる源融が亡くなる前に自らの顔に似せて作らせたという阿弥陀如来像、両脇時像を伴っている。端正できりりとした顔立ちの肩幅の広いたくましい阿弥陀様。

秋篠寺・梵天像

６月に奈良国立博物館で秋篠寺・梵天像に会うことができた。(秋篠寺にはありません）
かの有名な同寺・技芸天同様、頭部は天平後期から平安時代の脱活乾漆、体部は木造の鎌倉時代の後補。
この顔立ちが好きなんだよなあ・・・。
像高が２ｍもあり、彩色は後補のため、塗りもよく残っている。