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仏像見学記 [その他]

3泊4日で関西方面に旅行へ一人旅。
嗜好が偏っているので同行者はいないほうがいいのだ。
へんに気を使ってしまってお互いに満足できなかったりする。
美食というものにまったく興味がなく、空腹でなければ何でもよいというようなところがある。
(まあ、食へのこだわりはわからなくもないし、まずいものは嫌だけど・・・)
今回はかねがね見たいと思っていたものはすべて見てきました。
高月の渡岸寺の十一面観音は去年の十一月の完成したという新しい観音堂で、
地元の方々に見守られ、何度見ても惚れ惚れとする素晴らしさでうっとりとさせてくれました。
東京国立博物館で見たときよりも、近くで見られました。

朝は晴れていたものの、中にいる間に降りだしたみぞれに足止めされ、
結局雨がやむまで、二時間あまりも見仏させてもらいました。
自分の気持ちが離れがたくなるのはわかっていたので
納得いくまで時間をとるつもりでいました。
何時間見ていても見飽きない美しさです。
地元の方々は東博に貸し出したくはなかったようですが・・・。
信仰の対象というものはそういったものなのでしょう。

そして、桜と城のベストマッチの彦根城へ、当然ながら人が多い。

次の日は、天気がよく、朝一番で吉野へ向かう。
今年は中千本から咲き始めたということなのでバスで中千本へ、
山桜がきれいに咲いている。全山桜、それもいろいろな桜があるのでほんとに見事。

その後は百済観音を見に法隆寺へ
東博で、模像しか見たことがなく一度見ておきたかった。
非常にスレンダーで崇高な感じがする。

翌日は聖林寺まで十一面観音を見に出かける。
ガラスの向こうで肩幅の広いスマートな観音様がきびしいお顔で直立している。

そして東大寺へ大仏殿には入らず、戒壇堂で四天王を見る。
ここまで見物に訪れる人はあまりなく、静けさのなかでの仏像見物。
鶯の声を聞きながら、ほかには見学者のいない四天王を心静かに眺める。

そして、法華堂(三月堂)の内陣を見物、建立当時から、そのままの姿で残る世界は
圧倒的なスケールをもって迫ってくる。月光、日光菩薩は客仏だそうですが、
大きな仏像たちの中で、静かにやさしく穏やかに佇んでいる。

そしてその翌日、清涼時へ
春の特別展示の霊宝館の嵯峨光仏と呼ばれる阿弥陀三尊に会い行く。
後背も見事な若々しい阿弥陀様と整った顔立ちの観音、勢至菩薩
典雅できれい。他の仏様とは違った雰囲気をかもしだしている。この観音様がとても好きである。
天龍寺、嵐山は人がいっぱいだけれどもここは静かで人も少ない。

最後に円山公園の桜を見に八坂神社へ
桜は見事だが、なにしろ人が多い。生憎、ここで雨が降り出しました。
乗らねばならない新幹線のの発車時刻が近づいたので京都駅へ
うなじのきれいな舞妓さん

たまには旅行記なんぞを書いてみました。
もっとよい写真を撮れるようになりたいなあ。
清水寺の夜桜は見物したけれど、二条城の夜桜は疲れて挫折し見物せず・・・。










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